New Machine

投稿者: | 2016年9月25日

New Machineといえば、新しい機械という意味だが、その人のバックグラウンドによって機械の部分が何を指すのかが変わる。私の場合はPCである。

これまで使ってきたデスクトップ端末がいろいろくたびれてきており(だからノートやsurfaceで開発してた)、itunesの利用やiPhoneのアップデートでこけるようではたまらないため、そろそろ新しい端末にすることを決意したためである。最も、旧マシンは大学院博士課程在学中に自作したものを少しづつ部品を変えて使っていたものなので、一番古い部品は10年選手である。そしてそのころはAMDのプロセッサが善戦しているころで、そちらを使っていたが、今は普通に考えたらintel製を選ぶので、約15年ぶりぐらいのintel CPUでの自作である。

PCの自作方針は「ゲーム・オーバクロックをしない」「開発をするからそれについて行けるだけのCPUパワーとメモリ量」という方針でやっている。CPUとメモリ(+最近はSSD)にお金をかけ、グラフィックスにはお金をかけないのが基本線である。また今回大きな箱を買ってというのもこのご時世どうなのかなと思いできるだけ省スペースでということで選定を行った。

近頃NUCがはやっており、とてつもなく小さなPCを作ることができるが、intel NUCには弱点がある。それはCPUが低電圧版(ノート用)のCPUであり、コアの数がi7でもデュアルコアとなっていることである。開発を標榜している以上4コアはほしいところなので、NUCは消えた。

省スペースといえば自作の場合ベースキットであるが、昔は結構ひどかった。しかし最近はベースキットは結構いいものが出ており2~3万払うと結構いいものが手に入る。そこでいろいろ探していたところmini-SFXという新しいフォームファクタが出たそうで、それを組み込んだベースキットが発売された。それもリテールファン(CPUについてくるやつ)でTDPが65WまでのCPUなら何でもOKといった条件が比較的緩く、今入手性が高いi5やi7は後ろにKがつくオーバクロック対応版でなければすべて動くので、自作Userにとっては非常においしいものである。価格も18000弱だったので飛びついた。

mini-SFXはとても小さく15cm×15cm×10cmぐらいの直方体で、組み込みも非常にやりやすく組み込みを行うのに1時間もかからなかった。非常に拍子抜けである。その日のうちにWindows10 ProやOfficeなどのインストールも終えることができた。普通自作をするとデータの移行等も含めて、1週間は覚悟しないと環境が作れなかったのだが、翌日からほとんど作業が可能な状態になったことが拍子抜けだった。

ベースキット

ベースキット

ほかの購入部品

ほかの購入部品

今回、CPUはCore i5-6500にした。i7でもよかったのだが、Office等はi5との性能差が小さく、これで動画編集はしないだろうと割り切った。そのためトータルコストも8万円ぐらいで収まった。
以下に参考までにスペックを記載しておく。

  • CPU         : intel core i5-6500
  • Memory       : CFD PARAM DDR4 PC4-17000 SO-DIMM 4GB×2
  • SSD         : SanDisk SSD Plus 480GB
  • 筐体(ベースキット): ASROCK DESKMINI 110

これを使ってwindows上にRuby On Railsの開発環境を作ったので、次回報告する。

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