キーボードを久々に新調する

投稿者: | 2017年4月16日

これまで、かれこれ5年以上Logicool K800というキーボードを使用して作業していた。自宅のPCも会社のPCもともにである。ITのエンジニアなら、RealForceとかMajestouch(○○軸)とか、お高いキーボードを使っている人も多いが、自腹で買うとなると、1枚2万円オーバーの何枚も買って…と言うことはなかなかしんどい。また、学生時代、一時腱鞘炎になり、MicrosoftのNatural Ergonomic Keybordを使っていたこともあったが、家族から使いづらいと酷評され、たどり着いたのが、Logicool K800だった。このキーボードはパンタグラフ方式のキーボードで、LogicoolのUnifyingワイヤレスレシーバで無線でやりとりできるキーボードである。これと以前説明した、ワイヤレスマウスm950/MX Masterを1つのレシーバで使うことができるので結構重宝していた。

ただ、最近いろいろと状況が変わってきた。SurfaceとiPadである。 もう2年たってしまうのだが、SurfacePro3を購入したが、キーボードは標準でついているものの、家で作業するには使いづらい、また、iPad Proのキーボードで家で作業する気にはなれなかったので、Proは買っていない。だが入力にキーボードがほしい。そんな具合でキーボードを探していた。Unifyingは1対1のペアリングしかできず、surfaceで使うときはドングルを抜き差ししなければならなかった(PCを新調したのでSurfaceを家でゴリゴリと行ったことは減ってきたものの、キーボードが必要な機会はある)。

Logicoolには、最近マルチデバイスキーボードというものが出てきて、UnifyingとBluetoothに両対応するキーボードである。このカテゴリーでフルサイズのキーボードがK780である。これを使えばデスクトップはUnifyingで、surfaceやiPadにはBluetoothで接続し、これらをワンタッチで切り替えられるときた。これはなかなかいい製品かなと思い、入れ替えるタイミングを探っていた。ちょっと引っかかるのは、ロジクールのキーボードは数字が大きくなるほど、ハイエンドになるので、780<800なので若干ではあるがグレードが下がるのではなかろうかと感じていたことである。そのためK800が壊れるまでは使い続けようかとも思っていた。

年明けに行われたLogicoolのキャンペーンになんとはなしに応募したところ、なんと「当選!」。それもK780を2枚+今家で使っているMX Masterをくれると言うのではないか。というわけで、家および会社の入力環境をK780+MX Masterの構成に先月に切り替えた。1ヶ月ぐらいがたち、使い慣れてきたので使用感を報告する。
※「当選した」こと言っておかないと所謂「ステマ」になっちゃうので、書かせていただきました。可能な限りニュートラルな報告をします。

K780+MX Master

K800

キーボードのサイズは、K780は一回り小さくなった。そのためキーピッチが足りないと行ったことは余り無い。それなりのキーピッチがとれている。またK780は最近はやりのアイソレートキーボードになっている。各キーが丸く、最初、ちゃんとタイプできるか心配だったが、いざ使ってみて、なれてみると余り違和感を感じなかった。
キー周りのマイナスポイントをあえて言うと、

  • カーソルキーがK800よりも小さくなっており若干押しにくいこと
  • insキーがfnキーとの両押しが必要になること

ぐらいだろうか。上部のキーがファンクションキーではなくそれそれ音量などのキーになっていて、設定の変更が必要だが、ファンクションキーをfnキーなしで押すことができるので、これはマイナスにはならないと考えている。insキーも設定でなんとかならないだろうか。テキストエディタで「Shift+ins」を多用するソフトがあるので、設定で変更できると大変ありがたい。printscreenキーやscrlllockが無いのはappleなどほかの配列のキーボードに対応するためなので仕方の無いところ。K800系列のストロークで入力できるので、違和感もなく、非常にありがたい。

K780は、使いながら、キーを入力する端末を変更することができる。左上の白いキーを押すとペアリングされているほかの端末に切り替えることができるのである。このためいちいち端末ごとにキーボードを用意しなくても複数の端末を操作できるのは非常にありがたい。これで、デスクトップで作業をしながら、surfaceで調べ物なんてことができるので助かる。

価格は実はK800よりもK780が高機能(マルチデバイス)なのにもかかわらず、安いのである。RealForceとかMajestouch(○○軸)に比べれば、約半分ぐらい。Logicoolなので、大手家電量販店に行けば大きな店でなくても大概手に入るという入手性の高さはかなりポイントが高いと思う。また廉価版のK370/375sというのもある。こちらはキーがメンブレン方式になるので、若干耐久性が下がるが私のような、システムが本業でなければ、K370/375sで十分だと思う。

当分はこのキーボードで作業することになりそうである。キャンペーンの応募時のお題目で「今年の目標」を書くようなお話で「アプリを作って公開する」と言うお話をしたので、是非達成したい。

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