Rails開発環境をwindows上に作る(Java vs Rails その2)

投稿者: | 2016年9月28日

New Machineが組み上がっているので、いろいろと開発環境を用意しないといけない。

研究で主に使うJavaはEclipseを持ってくればほぼ一発で終わりである。All in Preadesという日本語翻訳エンジンのものを私は使っている。これにWindow BuilderとJavaCC用のプラグインを入れればいいので、ものの1時間ぐらいで終わってしまう。

一方仕事で今後使う可能性が大きい、Railsである。Ruby on Railsをwindowsで動かすのは結構やっかいである(特に最新バージョンを)。
方法は何通りかある。

  1. Linuxの仮想マシンを使う (←これってwindowsで動かしているか微妙)
  2. Cygwinを入れ、そこにRails環境を構築(←Cygwinのバイナリに依存する)
  3. Bash on Windows(windows10のみ)を入れ環境を作る(←普段はCent OSなので apt-getになれていない)
  4. window版の Rubyを使って、gemでrails環境を作る。(←一番まともだが、いろいろと失敗している人がいる)

前は1で逃げてしまったが、New Machineは480GBのSSDのみで運用しているので、ここにLinux環境を作っていろいろとやるとディスク容量の問題が発生するとしんどいので、4.に再びチャレンジした。手順は、

  1. Rubyのwindowsインストーラ(Ruby Installer)は用意されているので、これとDevelopment kitを持ってきてインストール。
  2. sqlite3とnode.jsをインストールする。
  3. gemをアップデートし、gem install railsでインストール
  4. rails new でアプリを作り、bundle install

→ここでエラーを吐く。sqlite3のsqlite3_native.soがないという。

64bit版のwindowの場合、うまくこのファイルが生成できないようで、gem install時に、コマンドを追加し、ファイルを手動で持ってくる必要がある。
このページが参考になる。http://qiita.com/akaneko3/items/247af28abded3b3d3617。
そうするとBundle installが通りうまく走ってインストールが完了する。scaffoldアプリはこれで起動して動く。

次に画像を取り扱うgemが必要な場合は、rmagicというgemを使うために、ImageMagicをインストールしてgemコマンドを打つのだが、ImageMagicとrmagicの組み合わせにはwindowsだと相性の様なものがあるようで、バージョンを合わせておかないとだめなようだ。
このサイトが参考になる。http://www.ownway.info/Ruby/rmagick/howtoinstall/windows
今回はImageMagicのバージョンを下げて、インストールしたら通った。

これでRedmine3.2.0も、会社の開発中のアプリも試しに動かしてみたら動いた。これで一通り開発できそうである。統合開発環境Eclipse最強論者の私としては、RailsのコードをEclipseで見たりなんてこともできるので非常にありがたい。最もRuby on Railsはみんなテキストエディタでコツコツやるのがセオリーの様だが、Web開発はツールありきみたいなところもあるので、統合開発環境がうまくたちあがってこないかなと言う気もする。

時間ができたら、Redmine触ってみるかな。

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